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イメージとのギャップ

若い頃、と言っても独立して間もない30歳も少しすぎた頃だったと思うが、ある不動産業者さんに何気なく言われた言葉がある。「30歳で何ができる?不動産業界は甘くない、直に食えなくなるに決まっている。不動産の仕事は金持ちや地主がやる仕事だ。貧乏人に何が出来る。60歳過ぎて、年金貰いながらでも食えない人間はいくらでもいる。早く就職した方がいい。」断言するのです。文字にして改めて書くとかなりキツめの言い方ですが、実際は半分ぼやきという感じで、野球の野村監督のような感じでした。そして口ではそう言いつつ、たくさん一緒に仕事をさせていただきました。当時70歳になるその不動産業者さん。もちろん今もお元気です。中小で不動産業を営む社長さんは、たいてい口は悪いが、根は優しい人が多いように思います。別の不動産業者さんには、こう言われました「親は不動産業者?え?違うの?そんなので仕事できるの?勇気あるね。いや度胸がある。どうやって食ってくつもりか解らんが。」とニヤリと笑みを浮かべ発するその言い回しが。当時石原慎太郎みたいな感じに聞こえました。不動産業者はどこかの政治家や芸能界みたく、2世、3世でないと始めたらいけないような言い方でした。しかしこの不動産業者さん、実は社会に出て宅地建物取引主任者試験に合格と同時に開業をして、サラリーマン経験は全くないのです資産家といえば資産家の家柄のようですが。それでも仕事ぶりが大変尊敬できる方で、私の師匠でもあり、憧れの不動産業者さんです。一緒に仕事をしてみて判るのですが、不動産業界の諸先輩方々のキツい言い回しは職業病です。しかし本当は、優しい人が多いのです。怖そうな風貌の方も多いです。反面、案外笑顔が可愛いかったりして、そのギャップで人柄だったり、会話だったりがつい引き込まれてしまいます。そして一見怖そうな風貌ですが、おそらく大金を扱うが故に、責任感、緊張感、使命感だったりから、一見怖そうに映ったりするのだと思います。

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