大まかに分類してみました

不動産屋さん 不動産業者まるごとひとくくりでそう呼びます。

しかしお医者さんにも内科、外科があるように、不動産業にも様々なジャンルがあります。今日は簡単に分類をしてみようとおもいます。あと建設業、土木業とごちゃまぜの方も多く、実際のところプロでない人間に、プロだと思い込んで、見当違いの業種の人に相談しているなんてことが、世の中にはたくさんあるようです。

こんな話があります。私の20代の頃、同級生や古い知人などとバッタリ会った時に、「今何しているの?」と仕事(職業)の話になります。「不動産関係の仕事をしているよ。」と答えます。すると次の言葉はほとんどが「今度アパート紹介してよ。」でした。当時マンションデベロッパーに勤務していたので、「ごめんよ、ウチは賃貸扱ってないんだ。」と答えてました。まあ仕事仕事で自由になる時間もほとんど無く、同級生に会うとかほとんど希でしたが。このように、不動産屋=アパートマンションや借家などの斡旋業務が主だというイメージが一番強いように思います。いわゆる賃貸業、賃貸の仲介業務と呼ばれる不動産業者です。一般的には賃貸業者と呼ばれているようです。

次に、中古住宅の売買や仲介、中古マンションの売買や仲介、土地の売買や仲介を行う不動産業者です。売買の仲介業者と呼ばれています。免許制度になる以前(大昔です)は周旋屋なんて呼ばれていたようです。当時の街の顔役みたいな感じの人たちが多かったようです。

そして土地を購入して、道路を入れ、区画割りして販売したり、建物を建てるなど、手を加え、商品化して販売する、いわゆる分譲業者です。昔は開発屋とか開発業者なんて呼ばれていましたが、いつからか、規模の大きな会社はディベロッパー、デベロッパーなどと呼ばれています。

あと、建設業、金融業、保険業、士業の方でも不動産コンサル業務に近いかたちで不動産屋さんみたいな外形をなされているケースもあります。この場合、兼業でキチンと免許を取得して行われているケースとそうでないケースがあるようです。業界でない人たちからみたら全部同じに見えるかもしれませんが、相談を受ける側は同じにしてほしくないと思っていたり何かと解りにくい業界かもしれません。

結論から言いますと、得意分野のジャンルということなので別段分類する必要がないようにも思いますが参考まで。

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