コワーキングスペース

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。宅地建物取引士の大久保です。今回は 、weworkに見るようなコワーキングスペースについてまとめてみました。働き方が多様化し、特定の職場がなくても仕事ができる職業も増えてきているため、便利で有効的な場所としてコワーキングスペースが注目を集めています。

コワーキングスペースとは

コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い[1]。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い[2]
コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり[3]、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ[4][5][6]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

コワーキングスペースに多い基本機能

  • ワークスタイルにあわせた多様な契約プラン
  • フリーアドレスなワークスペース
  • コンセント・充電設備
  • 高速かつ安全なWi-Fi環境
  • ロッカー
  • ラウンジ
  • 会議室
  • ITサポート
  • 保証金、礼金、敷金、手数料などの費用が発生しないことが多い
  • 利用者同士のつながり、交流会などイベントの実施
  • 電話秘書代行サービス
  • プリンタ・スキャナーなどの複合機
  • フリードリンクサービス(コーヒー、紅茶、水、ビールなど)

コワーキングスペースによってあったりなかったりする機能

  • 個室のワークスペース
  • 法人登記と住所利用
  • 会議室・セミナールーム
  • 郵便物の受け取りと転送
  • 電話転送、FAX
  • セミナー交流会
  • 専門家による支援・ビジネスコンサルティング
  • キッチン
  • 個室
  • プロジェクター
  • 自動販売機
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 託児所
  • 休憩室
Photo by maitree rimthong on Pexels.com

コワーキングスペースのメリット

  • 初期費用が低く抑えられる
  • 家賃が抑えられる
  • ランニングコストが抑えられる
  • いち早く事業をスタートできる

コワーキングスペースのデメリット

  • 作業スペースの確保が保証されていない
  • 作業に集中できない可能性も
  • セキュリティが甘くなる

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「コワーキングスペース探訪」の記事一覧

コワークの語源

「コワーク」とは英語で「協同」を意味する「コオペレーション」
コワーク(コワーキング)とは英語で協同を意味するコオペレーションから来ています。そこから文字って「Co-work」と表現されたり、個人がそれぞれ仕事をすることから「個ワーク」などと表現されることから造られた言葉です。
コワーク(コワーキング)の「協同で個人それぞれというのはどういう働き方?」と思われるかもしれません。
コワーク(コワーキング)をするほとんどの人の仕事は、個人それぞれ違う仕事内容です。ただしやることは違えど、オフィススペースを協同で利用し、コミュニケーションをとりながら一緒に仕事をしていることを意味しています。
実際、1人で仕事ができるなら在宅やマンションなどを借りてSOHOオフィスを立ち上げるという手もあります。
ですが、自宅だと別のことに気が散って仕事が捗らないという方はいないでしょうか?また、生活リズムが乱れて困るという方もいるでしょう。
一方SOHOオフィスを構えるには家賃を払う必要が生じますし、インターネット回線を引いたりとランニングコストがかかります。
ですが、コワーク(コワーキング)をする人が利用するコワーキングスペースであればランニングコストがかからず、1日当たりの利用料を安く抑えてスペースを借りることができます。
コワーク(コワーキング)の他に、レンタルオフィス形式のところもあります。レンタルオフィスの場合であれば、1日1席数千円で貸してくれるところもあるのですのでコワーキングスペースと同様に利用する人も大勢いるのです。
コワーキングスペースに行けば、デスクやチェアやインターネット回線が利用できるようになっており、自分でノートパソコンと携帯電話だけ持っていけば済みます。
カフェやラウンジなどを備え、休憩するスペースが用意されていたり、ミーティングスペースが用意されているところもあります。
毎日一定の時間はここで仕事をすると決めれば、生活リズムも作れるでしょう。

https://new-work-style.net/work-style/kowaku/

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コワーキングスペースの発祥

コワーキングスペースの発祥
蛇足ですが、せっかくなのでコワーキングスペースの発祥についてもご紹介します。
コワーキングスペースの発祥は、アメリカのシリコンバレーと言われています。
2006年に開設されたシチズンスペース(Citizen Space)がコワーキングスペースの始まりとも言われ、最初は4人のコアメンバーと数名の入居者がいるだけのオフィススペースだったそうです。
その当時のコアメンバーの職種は、テック系、デザイナー、ライター、フリーランス、企業家などが利用しており、いつの間にか自然発生的に利用者同士がコミュニケーションを取るようになり、人脈を増やしたり、新たな発想を共有し企業したりしたそうです。
コワーキングスペースの先駆けでもあるシチズンスペースの「新しいオフィスのコンセプト」が、徐々にアメリカ国内に広がり…ヨーロッパへ伝わり、さらに世界中へ…。
そして今、日本でも広がりを見せているのです。

https://new-work-style.net/coworking-space/

まとめ

シェアハウスや、シェアオフィスを含めて、賃貸不動産業者の仕事がガラッと変わってしまうのではと常々考えています。現在は都心を中心に伸びているビジネスですが、地方に普及することも十分考えられます。のも時間の問題です。報酬などのことを含め、今後不動産業界全体で議論が沸き起こる気がします。今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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