最短で宅建に合格する方法④

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いつもブログをお読みいただきありがとうございます。宅地建物取引士の大久保です。今回は宅地建物取引士試験の勉強時間に対する時間配分と、正答率目標についてまとめてみたいと思います。

時間配分

実際は200時間も必要ない

グラフにしてお見せできると良いのですが、スキルがないので文字で書きますが、勉強時間と正答率の関係が密接になっており、正答率が上がると勉強時間の短縮されるようになっています。正答率が8割超えたあたりで実際はインプット作業は辞めても合格します。ただ欲を言えば、過去問の繰り返し作業だけでは不安だと思う方は、一冊予備校的な予想問題などを解いてみて8割正答率があれば勉強を切り辞めても良いと思います。最終的な宅建試験に費やす時間ですが、人によっては150時間程度だったり、100時間で十分だという人もいるように思います。因みに筆者はアウトプット作業とインプット作業に費やした時間の合計は150時間程度でした。

正答率目標

合格ラインは正答率7割から8割

過去には正答率6割30点の時代もありましたが、昨年などは7割越えの37点だったようです。なので正答率を8割まで持っていくのが必須です。過去問10年だけで不安の人は時間配分でも書きましたが、模試を受けてみるのも良いと思います。ただ模試についてですが、本試験より難易度が高いものが多く、実際の本試験のほうが簡単かなという印象が強くあります。前にも書きましたが設問に、いろいろ詰め込んできますので、そこまで深く掘り下げている問題はでない。仮に出たら問題を捨てるくらいでも良いと思います。

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【おまけ】筆者と宅地建物取引士試験

受験申込

筆者の宅地建物取引士試験の思い出を少しだけ書きます。筆者は二十歳くらいからマンションデベロッパー勤務でした。当時のマンションデベロッパーは体育会系を地で行く会社が多く、朝礼は応援団、仕事が終わるのは夜明け。という感じでとても資格勉強する時間などありません。睡眠時間が2時間とれれば良いほうという感じでした。信号待ちで睡眠。一時停止で、思考停止。と宅地建物取引士試験どころではありません。そんな状態でも、やる気は見せろ!と受験の申込は必須です。そして毎年恒例の試験日と、会社の決算月が近いせいもあり、試験日に宅地建物取引士試験に行っていきます!などととても言い出せる雰囲気でもなく、会社が無くなるまで10年、毎年申込はしても一度も受験していない状態でした。

勤務先の倒産と初受験

そんなある時、会社がいきなり倒産です。当時は、バブルの崩壊から、住専問題、阪神大震災、山一ショックといつ会社が倒産するかみたいな時代でしたから特別驚くこともなく、とうとう来たか。という感じでした。

しかし、自分で宅建業を始めるのにも、宅地建物取引士(当時は宅地建物取引主任者です。)が必要なのでそこからようやく受験しようという流れになりました。

会社の倒産が9月末、試験が10月の3週です。1ヵ月は出勤義務がありました。その年も、受験申込はしてありましたので、初めて試験に臨んでみました。

結果は、全く勉強せずでしたが自己採点で29点。その年の合格点が30点でした。今となってはまぐれ合格しなくて良かったと思います。というのもそこで合格していたら、勘違いして天狗になり、その後の人生少し違ったかなと思います。また人に勉強方法を聞かれても、勉強せずに合格してしまえば、アドバイスもできません。

初めての試験勉強

その後、会社設立など2年ほど仕事ばかりで受験もせず、いよいよ地元での移転開業のため一発合格の計画を立てます。既に仲間と宅建業自体は開業しており、日々の仕事に追われているのは、マンションデベロッパー時代と同じでした。そして当時、育児も熱心に取り組んでいましたのでやはり勉強時間の捻出から計画を立てます。その時、図書館で一冊の本を見つけました。随分前のことで筆者もタイトルも覚えていませんが、流し読みしたところ司法書士資格の勉強方法の本でした。宅建でも同じだろうということでその本を参考にして、自己流で勉強を始めました。

少し話がそれましたが、勉強時間の捻出の大変さは自身でも痛感しており、簡単に200時間とか言うけど、なかなかそこが大変なんだよ。と思われると思います。筆者自身はお盆まではしっかり仕事して、お盆明けから短期集中で実際は150時間程度しか勉強時間がとれませんでしたが、当時の勉強記録として、テキスト、過去問、そして要した時間のタイムスタンプ、解答用紙などは今でも大切に保管しています。

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まとめ

  • 人によって、アウトプット作業とインプット作業に費やす時間は異なる。
  • 過去問10年分で不安な人は、模試を受験してみては。
  • 正答率があがると、アウトプット作業とインプット作業に費やす時間はどんどん減る

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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